7月23日、日光市内において「民進党栃木県日光市支部 設立総会」が開催され、75名の党員・サポーターが参加した。
民進党栃木県連は、6つの総支部と民進党栃木県鹿沼市支部(支部長:松井正一県議)および民進党栃木県第1行政区支部(支部長:斉藤孝明県議)の2つの行政区支部で構成されている。
今回、さらなる強固な組織基盤の確立と地域活動の拡大を目指し、平木ちさこ県議を支部長とし「民進党栃木県日光市支部」の設立に至った。
冒頭、設立発起人としてあいさつをした平木ちさこ県議は、「安保法制、共謀罪が成立したときに、このままでは日本は戦争になるのではないかと恐怖を覚えた」と振り返り、「子どもたちの未来のためにも立ち上がる決意をした」と支部設立を決断した思いを語った。
また「民進党の綱領は、差別のない社会を作ることが根幹にある。差別なく助け合いながら生きていく民進党の思想を日光においても広めていきたい」と述べた。
そして、混迷を続けている民進党への現況について『疾風に勁(けい)草(そう)を知る』という中国のことわざを用い「逆境ある中で党の原点に立ち返り、行動を起こし活動をしていくことが重要。そのためにも日光市支部の設立にご賛同いただきたい」と強く呼びかけた。
民進党栃木県連代表としてあいさつをした福田昭夫衆議院議員は「もう一度国民の皆さまの信頼を得て政権を取り戻したい」と強く訴えた。そして安倍政権の政治姿勢に触れ「これまで秘密特定保護法や安保法制、共謀罪などの設立を強行したが、森友、加計問題が出てきて国民の見方が変わった」と指摘。その上で「国民の信頼を取り戻すことは容易なことではなく、民進党への期待もされていない。しかし、国民の負託を得る政党に生まれ変わる。日光市をはじめ栃木県から変えていく」と力強く述べた。
設立総会には、来賓として連合栃木なんたい地域協議会の阿久津真吾議長が出席するとともに栃木県連役員と地方自治体議員もかけつけ、設立を祝った。
審議事項として設立宣言、規約、役員選任、2017年活動計画が提案され、満場の拍手で承認された。設立総会の最後には参加者とともに頑張ろう三唱を行い、幕を閉めた。
なお、設立総会の前段に記念上映会として「『知事抹殺』の真実」を上映した。映画を観た参加者からは「権力と戦うことは大変なこと。国策捜査と報道の恐ろしさがよくわかった」と感想を述べた。
参加者した県連役員、ならびに地方自治体議員:福田昭夫衆議院議員、小林守元衆議院議員、田城郁前参議院議員、松井正一県議会議員、船山幸雄県議会議員、平木ちさこ県議会議員、加藤優日光市議会議員、青田兆史日光市議会議員、阿部和子日光市議会議員、大貫毅鹿沼市議会議員、島田一衛鹿沼市議会議員、篠原操塩谷町議会議員、山本正乃埼玉県議会議員