11月17日、「自治体議員フォーラム栃木」は宇都宮市内で「第7回定期総会」を開催し、2017-18年の活動計画などについて方針を決めた。
「自治体議員フォーラム栃木」は、党所属自治体議員や友好議員、さらにはOB議員ら70名で構成され、民進党綱領のもと未来への責任を果たすべく政治・社会の変革に必要な活動を続けている。
代表を務める佐藤栄県議会議員は総会のあいさつで、先の総選挙について候補者の属する政党が分かれてしまったことを敗因の一つに挙げた。
分裂した民進党について、「今後の総支部の在り方と自治体選挙の関わり方が当面の課題」と指摘した。
佐藤代表は、「今後の自治体選挙は激動する政局の流れの中で戦わなければならない」と厳しい状況を指摘した。そのうえで、「フォーラムは地方議員のかたまりだ。活動を強化して地域に根差した組織作りを行っていく」と今後の決意を語った。
総会では、今の政治が汲み取れていない多様な声に耳を傾け、暮らしの中や地域の中にある切実な課題の解決に努めるとする活動計画を決定したほか、新役員や新たな会員などについても承認された。
総会後は、2022年に42年ぶりの開催となる国体の概要等について栃木県国体準備室長が記念講演を行った。