民主党栃木県連は、10月29日宇都宮市内にて来春の統一選挙に向けた「選挙に関する第2回勉強会」を開催した。
本年4月に公選法を主旨とした勉強会に続き、今回は選挙に勝つための戦略戦術の構築をテーマとし、「勝つための選挙プラン作成と個人後援会の作り方」と題し、株式会社アノン世論調査センターの野沢高一代表取締役が講義を行った。
勉強会の冒頭、主催者代表あいさつに立った佐藤栄県連副代表は、「今回の勉強会は候補者にとっては大変価値のある内容。選挙をサポートしてくださるスタッフの方々には、よりよい選挙体制構築のために学び、今後候補者に対しアドバイスしてほしい」と求め、また民主党必勝に向けた選挙準備を進めていくよう要請した。
野沢氏は、有権者がどのように政党、候補者を選択するのか独自で行った膨大な世論調査のデータをもとに分析。これらの分析結果に基づき、効果的な個人後援会の作り方や有権者へのアプローチ方法等を細かく説明。
約100名の参加者は裏付けされ野沢氏の説明に関心深く聴き入り、質疑でも後援会の広げ方や選挙戦略など、現在活動するにあたって直面している課題について多くの質問が出た。
参加者からは「データを紐解くことで、有権者が何を求めているのか大変わかりやすかった。今後の後援会作りや選挙運動に大いに活用していく」と語った。