7月30日、環境省より指定廃棄物最終処分場の候補地として栃木県塩谷町が選定されたことを受け、民主党栃木県連は8月12日に現地視察を行った。
まず塩谷町役場にて、見形和久塩谷町長から塩谷町の自然環境について説明を受けた。
候補地周辺には、名水百選に認定されている「尚仁沢湧水」をはじめ、湧水郡が存在し、それらは清流として知られる荒川の源流となっている。
また、これらの湧水を求めて県内外からたくさんの観光客が訪れており、町の主力看板となっていることが紹介された。
見形町長は「今回候補地に選定されたことで、さらなる風評被害が懸念される。」と述べ、また、地元からも反対の声が上がっていることから、環境省へ対し十分な説明と協議を求めるとした。
その後一行は、選定された同町上寺島の約3ヘクタールの国有林地を視察した。
【参加役員:福田昭夫衆議院議員、佐藤栄県議、松井正一県議、斉藤孝明県議、加藤正一県議、大貫毅鹿沼市議、植松明男県連幹事、田城郁参議院議員(代理)】