7月18日、19日の2日間にかけて札幌市内において、「第2回民主党青年委員会全国大会」が開催され、本県からは落合誠記壬生町議と斉藤孝明県議が参加した。
初日にまず札幌市内にある円山動物園にて視察を行った。円山動物園は、1951年に国内で10番目の動物園として開園し、北海道では最も古い動物園である。
2008年6月に経済産業省資源エネルギー庁から「太陽光や風力発電など新エネルギーを積極的に導入し、市民が新エネルギーを見て触れて理解できる施設」として『次世代エネルギーパーク』に認定され、新エネルギーパークの整備を進めてきた。
園内では、太陽光発電、太陽熱利用、木質バイオマス、風力発電、雪冷熱利用を導入し、様々な施設において新エネルギーを利用している。
視察後、ホテルにて中島岳志北海道准教授による「民主党はいかなる方向性をとるべきか」と題した講演を行った。
次に(株)アノンの野沢高一代表取締役から「定数別選挙必勝法」について講演を受け、参加者はそれぞれの選挙区定数別にわかれグループディスカッションを行い、互いの選挙情勢等意見を交わした。
2日目の全国大会にて、冒頭あいさつに立った津村啓介青年委員長は、先般の滋賀県知事選挙において、全国の青年委員会の仲間が応援に駆け付け貢献し、見事当選を果たしたことに感謝の意を表した。
また3年前の委員長就任時を振り返り「まず青年委員会の立て直しを行ったが、それまでバラバラだった若い組織をひとつにまとめることに苦労した」と当時の思いを語った。(1)11ブロックの立ち上げ、(2)若手・学生との交流、(3)団体交流、(4)海外交流を成し遂げ、青年委員会の統制を図るために努力してきたことを明かし、そして、「民主党の歴史は始まったばかり。私たち青年委員会がエンジンとなってこれからの民主党、そして日本の政治、世界に貢献できる日本を、ともにつくっていこう」と力強く述べた。
そして、海江田代表へ、「臨時大会の開催」、「自治体議員選挙における青年候補支援」、「米英中などの海外政党青年組織との交流事業の予算化」を明記した提言を手渡した。
全国大会終了後、青年委員会有志により札幌大通公園にて街頭演説会を開催し、ブロックごとにリレー演説で民主党の理念、政策等を訴えた。
2日間にわたる全国大会・研修会は、統一選全員当選のための結束力を深める意義深いものとなった。