民主党栃木県連は、22日宇都宮市内にて第18回定期大会を開催した。
福田昭夫県連代表はあいさつをし、過日の大雪被害について、民主党本部が政府よりも先に雪害対策本部を設置し、各地の状況の把握をして政府に要請したことを報告。また、「栃木県の被害状況についても報告を挙げた。政府に早急な対応を求める」と訴えた。
また、「アベノミクスが暴走し円安株高も実態経済に現われていない」と指摘。栃木県の将来ビジョンを明確に示しながら「反転攻勢の狼煙を栃木県からあげる」と述べた。
さらには、今後行われる中間自治体議員選挙、統一地方選挙について「私たちの仲間が全員当選できる選挙態勢をつくり、候補者全員が勝利する」と力強く訴えた。
当日は約20名のご来賓にお越しいただき、代表して加藤剛連合栃木会長、佐藤信鹿沼市長、業界団体の代表者の方々からご祝辞をいただいた。
また、本部役員代表者として大畠章宏幹事長が来県。大畠幹事長は民主党が多くの諸先輩の力をいただきながら1998年に誕生したことを紹介。2009年の政権交代以降「今度こそ民主党が目指す社会を実現できると医療・介護・年金・福祉と様々な政策について奮闘した」と振り返った。
また、政権交代後に「国民からの信頼を失い、衆参選挙で敗北したことを受け、「何が民主党から欠けてしまったのか、原因を顧みるために地域に出向いて声を聞くことにした」と述べ、全国行脚で受けた声を党綱領に反映させ新たに制定し、また組織規則も改訂したことも報告。
「民主党は結党原点に立ち返り、国民の信頼を再び得るように努力していく」と力説した。
次第に沿い、活動報告・活動計画へと進行。登壇した松井正一幹事長は、昨夏の参院選において大敗を喫し、与党に過半数議席を許してしまったこと、与党時代に失った信頼を取り戻す力が足らなかったことを深く陳謝した。この結果を受け、「県連としても再生を図っていく。栃木から信頼回復に向けた抜本的な対策を講じていく」と表明。
「今日を再挑戦のスタートとし、国民・県民の信頼と期待を得て政権獲得するために、全力で臨む」と決意を述べた。
そして、自治体議員選挙のすべての候補者の勝利を勝ち取ることを誓い、『自治体議員選挙に勝利する特別決議』を田城郁副代表が提案し、承認された後、6名の候補予定者から必勝に向けて力強い決意が述べられた。
大会最後に、栃木県連の再挑戦と自治体議員選挙全員の必勝に向けた『頑張ろう三唱』を参加した党員・サポーター約200名とともに行い、幕を閉めた。