民主党栃木県鹿沼市支部(支部長:松井正一県議)は、12月7日、鹿沼市内において総会を開催した。
支部長あいさつに立った松井正一県議は、今後の民主党の在り方について「民主党の地方組織をどう固めていくか。今まで至らなかった点をどう反省し、今後に活かしていくかが重要だ」と指摘。その上で「今日の総会をその節目としたい。皆様と一つ一つ地道に行動していきたい」と参加した鹿沼市支部所属党員・サポーター約100名に訴えた。
総会前に行った記念講演には、荒井聰衆議院議員(民主党役員室長)が講師として駆けつけてくださり、『民主党再建』に向けた取組みついてお話いただいた。
荒井衆議院議員は民主党が大惨敗した主な理由として、「党内分裂」「マニフェストの不履行」「総選挙の解散時期」の3つを挙げた。
党内分裂に至った原因については、「党内で『政策』をまとめきれなかった」と指摘。その上で、これらの解決策として「『次の内閣』のもとに政策調査会を6つ作った。ここでの議論等をはじめ、地方議員も含め政策をまとめていく」とした。
また、今後の民主党に求められることについて荒井衆議院議員は、「私たちには必要なのは、地方に根をはり、何が国にとって必要か議論し積み重ねていくことだ」と締めくくった。
その後、行われた総会では大貫毅鹿沼市議の司会・進行により今年度の活動方針等が力強く決定された。
総会開催にあたり、荒井衆院議員のほか、来賓として福田昭夫衆議院議員、田城郁参議院議員、そして佐藤信鹿沼市長にも出席いただいた。