8月30日・31日の2日間、仙台市内において「2013年度民主党青年委員会全国大会・研修会」が開催された。全国から100名を超える青年委員が参加し、本県からも落合誠記青年委員長と事務局が参加した。
1日目はまず、参加者全員で仙台市市民活動サポートセンターにて「復興計画の概要・震災復興の進捗状況について」を題目に仙台市担当者からヒアリング。その後3班に分かれて「東日本大震災時の状況・防災教育について」、「震災廃棄物処理施設の視察」、「藻類バイオマス施設の視察」についてそれぞれ各所にて説明を受け、最後に復興公営住宅の建設現場を視察した。

仙台市市民サポートセンターにてヒアリング

 

震災廃棄物処理施設

震災廃棄物処理施設

復興公営住宅建設現場

復興公営住宅建設現場

その後、ホテルにて「2013年度 第2回全国青年委員長・青年局長会議」を開催。冒頭、津村啓介青年委員長は「地方議員の声を聴く場、皆さんの研鑽を積む場として充実した合宿研修にしてほしい。そして、これまでの取り組みと反省を振り返ってここから青年委員会の新しいスタートにしていきたい。」と挨拶した。
会議では、活動報告、活動計画の説明。そして『党本部青年委員会主催の政治スクール「民主党大学(仮称)」を創設すること』についての提言が採択された。
2日目の「2013年度民主党青年委員会全国大会・研修会」では、大畠章宏幹事長が参加され「今後の民主党の在り方について」と題した意見交換を行った。大畠幹事長は「真面目に一生懸命働いている人が報われる日本にしないといけない。民主党は国民の立場に立つ政治をするために立ち上がった。しかし、今民主党の信頼は失墜している。皆さんの手で、力で民主党を再生し、新しい基盤をつくり、民主党への信頼を取り戻すために一緒に歩を進めていきたい。」と述べた。参加者からは「党運営が国会議員至上主義という印象。地方議員の意見にもっと耳を傾けるべきだ。」と厳しい意見が寄せられた。大畠幹事長は意見の回答の中で「大変な覚悟を決めて幹事長職を引き受けた。党再生のために力を尽くしたい。」と力強く答弁された。
そして、大畠幹事長へは、初日に採択された『党本部青年委員会主催の政治スクール「民主党大学(仮称)」を創設すること』についての提言が手渡された。
研修プログラムでは「選挙の取り組み」について、「都心部」、「農村部」、「ネット選挙」、「各種団体対策」が紹介され、農村部の選挙対策について本県の落合誠記青年委員長が自身の選挙区(壬生町)での取り組みを説明した。
その後、河北新報社報道部副部長の吉岡政道氏より「今求められる地域メディアと青年議員との関係」と題した講演があり、2日間にわたる研修合宿は閉会した。

挨拶に立つ津村啓介青年委員長

登壇する大畠章宏幹事長

説明に立つ落合誠記栃木県連青年委員長

講演する河北新報社報道部副部長 吉岡政道氏