国民民主党は、中道的な新しい党として5月7日に、大塚耕平参院議員、玉木雄一郎衆院議員を共同代表とし設立した。これを受け、国民民主党栃木県総支部連合会は、7月1日、宇都宮市内にて「設立大会」を開催し、新代表および県連役員、規約を決定した。
当日は、玉木雄一郎共同代表にもお越しいただき、記念講演を開催。党員・サポーターをはじめ、支援団体より約350名が参加した。
設立大会冒頭、落合誠記壬生町議会議員が「新たな政権を担う核となる国民民主党栃木県総支部連合会の設立」を宣言し、満場の拍手で承認。そして、斉藤孝明県議会議員が新代表として選ばれ、満場一致で採択された。
新代表就任のあいさつに立った斉藤孝明県連代表は「国会議員および衆議院公認候補予定者党が不在という大変厳しい状況の中で、国政政党の代表は初めての経験であり、大変な重責」と述べた。そして、衆議院総選挙以降の混乱について陳謝した上で、新党設立に至るまでの経緯を説明。斉藤代表は「民進党、希望の党合流に伴い、少なくはない離党者が出てしまったことは非常に残念。しかし、私たちは責任ある国民政党として、対決ではなく解決を絶えず模索していく」と強調した。これからの活動として党員サポーター登録および積極的な街頭宣伝活動、来春の統一選挙の全員必勝と党勢拡大を強く訴えるとともに、「政権再編を目指し、スタートアップメンバーは常に未来志向で前に進んでいく」と決意を語った。
設立大会後に記念講演を行った玉木雄一郎共同代表は、「嘘に嘘を重ねる安倍政権は一日も早く終わらせなければならない」と批判し、「権力の私物化を絶対に許してはならない。そのために私たちは戦う」と力を込めた。そして「野党の大きな塊をつくるためにできたのが国民民主党。生活者や働く者の立場に立った政策を積み上げ、家族に笑顔があふれるような社会を作るために、もう一度私たちはゼロから頑張りたい」と強く訴えた。
最後に、国民民主党栃木県連の新たな出発と来春の統一地方選挙の必勝に向けた「頑張ろう三唱」を参加者とともに行い、幕を閉めた。
【国民民主党栃木県総支部連合会 役員】
代表 斉藤孝明(栃木県議会議員)
幹事長 落合誠記(壬生町議会議員)
幹事長代理 眞壁俊郎(那須塩原市議会議員)
常任幹事 駒場昭夫(宇都宮市議会議員)
幹事 中村久信(矢板市議会議員)
幹事 金子達
幹事 原田守男
倫理委員長 大川圭吾
会計監査 小林武彦