8月27日(月)、民主党栃木県連(富岡芳忠代表)と「民主党・無所属クラブ」(佐藤栄代表)は、県庁・特別会議室にて連名による「2012(平成24)年度 中間期における県政運営及び9月補正等に関する要望書」を福田富一栃木県知事に提出した。
佐藤栄代表は、「東日本大震災」からの復旧・復興については県内各地域において、個々の事業に対するきめ細かな対応が重要であると指摘。また、財政健全化については「とちぎ行政プラン」のさらなる検証を求めた。そして、人口減少・少子高齢化社会に向けた施策の実現と『ハードからソフト』へ、『ビルドからメンテナンス』への発想の転換を図りつつ、「新とちぎ元気プラン」に掲げた取組を着実に推進するよう要望した。
これらの要望について、福田知事は9月6日(木)、「震災等からの復興対策を積極的に対応する。」として回答した。(回答内容は以下の通り)

福田知事(右)に要望書を渡す佐藤栄県議(民主党・無所属クラブ代表)(左)

同席する民主党・無所属クラブメンバー 左より松井正一県議、佐藤栄県議、斉藤孝明県議、加藤正一県議

<要望内容>

東日本大震災対策関連
1.福島第一原子力発電所事故に起因する放射性物質による汚染等の被害対策について
2.県制度融資の利用促進について
各部局に関する要望事項
1.「総合スポーツゾーンの全体構想」について 13.原発事故の風評被害に負けない本県農業の確立について
2.とちぎ行革プランの見直しについて 14.新規就農者の確保並びに育成対策について
3.再生可能エネルギーの有効利用に向けた取組強化について 15.食肉流通対策と畜産振興について
4.EV・PHVタウン構想の推進について 16.社会資本整備と維持管理について
5.中山間地域対策と野生鳥獣害対策について 17.高齢者・障がい者等にやさしい道路移動の円滑化について
6.森林・林業・木材産業政策の更なる充実について 18.いじめ対策について
7.「はつらつプラン21(五期計画)」での大幅な施設整備促進について 19.高等特別支援学校整備事業について
8.薬物乱用防止対策について 20.学校指導力強化対策事業について
9.「フードバレーとちぎ構想」の推進と本県への食品関連企業の積極的な誘致について 21.取調べの可視化について
10.既存企業の撤退(事業規模縮小)をさせないための定着促進策について 22.交通事故抑止対策について
11.平成28年度青年技能者技能競技大会(技能五輪全国大会)及び全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)の誘致について 23.自主防犯団体等への支援と連携の強化・促進について
12.買い物困難地域の解消対策について

<要望にたいする回答>

2012(平成24)年度中間期における県政経営及び9月補正予算等に関する要望書に対する回答     中間期における県政経営及び9月補正予算等に関する要望書に対する回答