5月8日・9日、都内にて「2012年度地方自治体議員フォーラム 総会・全国研修会」が開催され、全国各地から約600人が出席した。本県からは、自治体議員フォーラム栃木のメンバーおよび県連事務局含め9名が参加した。
総会の冒頭、主催者を代表して古本伸一郎組織委員長より「中央での議論が地方では足を引っ張っており、地方議員の皆さんが矢面に立たされているのではないか。地方選挙でも苦戦を強いられていると思うが、皆さんが一緒になって戦ってこそ民主党の組織があらためて強くなる。」と力強い挨拶。
その後、本会の活動報告・提案が満場一致で承認され、次いで被災地(岩手県・宮城県・福島県)の議員から現状について報告された。
全体講演の前に党を代表して、輿石東幹事長が挨拶に立ち「今日より明日がよくなる日本を取り戻すために、不退転の決意で挑戦していく」と述べた。
全体講演は、「日本『再創造』―『プラチナ社会』の実現を目指して」と題して小宮山宏三菱総合研究所理事長が、続いて「人口減少社会におけるまちづくり戦略」と題しては藻谷浩介日本総合研究所調査部主席研究員がそれぞれ1時間にわたって講演した。
2日目の全体講演では、逢坂誠二総括副幹事長より「民主党政権の地域主権改革」について、その後、前原誠司政調会長が「民主党政権の成果と課題」と題した講演を行い、両議員とも会場からの多数の質疑・意見に対し丁寧に応答した。
両日とも大変貴重な講演が拝聴でき、参加者からも「とても参考になる内容であった」と充実した研修会への参席となった。