1月26日に民主党栃木県連(簗瀬進代表)と県民ネット21(佐藤信団長)は、連名による県当初予算及び政策推進に関する要望書を福田富一栃木県知事に提出していたが、2月8日、県特別会議室にて知事より回答がありました。
冒頭に知事から、「本年度は県税収入の伸びは見込めるものの、地方交付税等の大幅な減収は避けられず、かつてない厳しい財政状況。将来世代に重い負担を残さないよう県債残高の抑制と財政の健全化に取り組んでいく必要がある。このため、当初予算については徹底した事業の選別と歳出の重点化により、県民の県政に対する期待に精一杯応える」とあいさつがあり、その後21ヶの大項目について回答がありました。
回答をいただいた後、知事に対し佐藤信団長(県民ネット21)は「本年度は我々と共通した認識をもっていただいた印象。LRT問題では微妙な言葉での回答だが、この件については今後色々なところで議論していきたい。県債残高については10年後には1兆円を下回るという決意が感じられた」とあいさつ。
また佐藤栄県議からは足銀問題について、「県そして県議会のこの問題への対応について記者会見等で県民に伝えるべきでは?」の知事への問いに、「県民に伝わるようなメッセージをしかるべき時に申し上げたい」と述べました