10月23日、宇都宮市内において「-導入の是非を問うラストチャンス-LRT計画中止大集会!!」が開催され、民進党栃木県連役員や宇都宮市長選挙の民進党推薦候補予定者の金子とおるさんがゲストとして参加した。
政党代表あいさつに立った福田昭夫県連代表は、宇都宮市の路面電話・LRT導入計画について「壮大なムダ遣いはまだ中止することができる」と訴えた。
「11月20日投開票の宇都宮市長選挙が中止できるラストチャンスだ。この集会を多くの仲間と確認する場としたい」と団結を求めた。
多くの政党、団体、そしてLRT計画を中止したいと強く願う市民約1,000人の熱気があふれる中、宇都宮市長選挙候補予定者の金子とおるさんは、「市民の7割が反対しているLRT。市民の意見が反映されないでなぜ暴走してしまうのか」と怒りをあらわにした。
JR宇都宮駅458億円以上もの巨額な税金を使うことについて、「これだけの大金を使うなら、それぞれの地域に応じたバス、タクシー、デマンド交通を使って、より利用者の玄関に近い場所から利用できる交通システムを構築できる」と説明した。
また、負の遺産となるLRTよりも「教育、医療、福祉の充実と災害に強い街づくり、さらには人口減少、少子高齢化対策が急務だ」と市民サービスの新たなシステム作りを説いた。
金子さんは、「皆さんの民主的な力をもってLRT・路面電車を中止することが今ならできる」とし、「私は現場主義。市民の声を聞いて市民と一緒に宇都宮市を作っていきたい」と決意を語った。
集会には市民を代表して4名の方々から金子とおるさんへエールが送られた。
宇都宮市出身の若者、2人の子を持つ女性、体が不自由な男性、後期高齢者の男性は若者が返ってきたくなる魅力あふれる宇都宮づくり、社会の宝である子どもへの投資、弱者にやさしい街づくり、政治参画、投票する重要性を訴えました。
そして4名に共通した内容は、LRTは負の遺産となり、必ず自分たち、そして子どもたちが負担を背負うことを危惧するものだった。
集会の締めくくりとして、参加者総立ちでの団結ガンバロウが行われた。
宇都宮市長選挙(11月20日投開票)での民進党推薦・金子とおるさんの勝利に向けて、10月7日、「金子とおるを支援する自治体議員の会」が設立総会を開催した。
会は、県内の自治体議員約50名で構成され、今後、金子さんの勝利に向けた諸活動を最大限行っていく。
代表に就任した佐藤 栄県議会議員は、「ここ宇都宮に皆さんの全ての力を結集してほしい」と協力を求めた。
金子さんは会の設立を「大変心強い」と感謝し、「LRT計画を中止できるラストチャンス。力の限り戦い抜く」と決意を述べた。
総会では具体的な活動方針を決定した。
宇都宮市のLRT計画について、中止を求め活動を行う政治団体「LRTの中止を求める会」は、10月6日、金子とおる事務所で設立大会を開催した。
政党、市民団体、個人が加入するこの会は、今後、本格的な反対運動を行うとともに、宇都宮市長選挙に挑戦する金子とおるさんの支援団体として、政治活動を本格化させる。
代表を務める田城郁県連副代表は、「宇都宮市のLRT導入は市民の半数以上が反対している。民意に沿った交通網を共に考えていきたい」と訴えた。
県連の福田昭夫代表は、「市民の声は(LRT導入阻止が)もう手遅れだと聞くがそんなことはない。まだ遅くないが、しかし、今回の選挙がラストチャンスだ」とし、残された時間を全力で活動することを誓った。
加入者は、今後も募集していく。
9月30日、宇都宮市長選挙に立候補を予定している金子とおる氏(民進党栃木県連推薦)は、宇都宮市内にて後援会事務所開きを開催した。
呼びかけ人代表としてあいさつに立った柏倉祐司1区総支部長は「11月に行われる宇都宮市長選でLRT計画に白黒をつける」と断言。「皆さんのお力もお貸しいただき、私たちの手で何としてもLRTを止める」と強調した。
激励に駆け付けた福田昭夫県連代表は、幾度となく住民投票を否決し、市民合意を得ないままLRT計画を進めている市政に対し「宇都宮市政には民主主義がない」と批判。「今回の選挙で皆さんの意思を強く示してほしい」と求め、「LRT計画中止に向けて、私たちも一致結束し全力を尽くす」と挨拶した。
また田城郁県連副代表は、LRT計画の中止を訴える多くの市民団体から構成された『LRTの中止を求める会』の代表に就任したことを報告。「LRT計画には、多くの市民から疑問の声があがっている。LRT計画は一旦中止し、民意を問うべき」と述べた。
金子とおる候補予定者は、事務所開きにあたり感謝の意を伝えた後「LRTよりも教育、医療、福祉の充実が優先。市民の意見を取り入れ、公共交通ネットワークを考え直す」とし、「市民の意見が入る、市民が幸せになる市政を目指して活動していく」と決意を述べた。
11月13日告示、20日投開票で行われる宇都宮市長選挙に、民進党推薦で立候補予定の金子 達氏が9月13日、県庁記者クラブにて政策記者会見を行った。
金子氏は「今回の選挙は、LRT導入の是非を問う実質的な住民投票にあたる重要な選挙」とLRT導入計画の中止を最大の公約とすることを発表。
また「LRTよりも教育、医療、福祉の充実を図ることで、生き生きとした活気あふれる人にやさしい宇都宮市にしたい」と訴え、日本一の地域包括ケアシステムの構築や若者の就学支援などの実現にも意欲をみせた。