7月22日、都内にて「女性議員ネットワーク会議 北関東・東京ブロック研修会」が開催された。

来年の統一選挙に向けて「再選のための戦略ポイント」と題し、氏家良介氏をアドバイザーに迎え講演を行った後、各議員の選挙区情勢や、前回の結果、地域の特性等の情報交換、選挙に向けた課題や今後の活動についての意見交換が行われた。

参加した議員は、「今まで情報交換を行ったり、活動についての悩みや課題を共有できる機会がなかったため、大変有意義な研修となった。来春の統一選に向けて結束が高まった」とし、充実した研修を振り返った。

(参加者:あべともよ群馬県議、山本正乃埼玉県議、設楽詠美子茨城県議、大谷洋子豊島区議、大津浩子東京都議、遠藤めい子多摩市議、赤江なつ北区議、永見朋子栃木県連副事務局長)

意見交換する参加者

参加者から意見を聞く氏家良介氏

7月18日、19日の2日間にかけて札幌市内において、「第2回民主党青年委員会全国大会」が開催され、本県からは落合誠記壬生町議と斉藤孝明県議が参加した。

初日にまず札幌市内にある円山動物園にて視察を行った。円山動物園は、1951年に国内で10番目の動物園として開園し、北海道では最も古い動物園である。
2008年6月に経済産業省資源エネルギー庁から「太陽光や風力発電など新エネルギーを積極的に導入し、市民が新エネルギーを見て触れて理解できる施設」として『次世代エネルギーパーク』に認定され、新エネルギーパークの整備を進めてきた。
園内では、太陽光発電、太陽熱利用、木質バイオマス、風力発電、雪冷熱利用を導入し、様々な施設において新エネルギーを利用している。

円山動物園視察

円山動物園視察

円山動物園視察

 

視察後、ホテルにて中島岳志北海道准教授による「民主党はいかなる方向性をとるべきか」と題した講演を行った。
次に(株)アノンの野沢高一代表取締役から「定数別選挙必勝法」について講演を受け、参加者はそれぞれの選挙区定数別にわかれグループディスカッションを行い、互いの選挙情勢等意見を交わした。

2日目の全国大会にて、冒頭あいさつに立った津村啓介青年委員長は、先般の滋賀県知事選挙において、全国の青年委員会の仲間が応援に駆け付け貢献し、見事当選を果たしたことに感謝の意を表した。
また3年前の委員長就任時を振り返り「まず青年委員会の立て直しを行ったが、それまでバラバラだった若い組織をひとつにまとめることに苦労した」と当時の思いを語った。(1)11ブロックの立ち上げ、(2)若手・学生との交流、(3)団体交流、(4)海外交流を成し遂げ、青年委員会の統制を図るために努力してきたことを明かし、そして、「民主党の歴史は始まったばかり。私たち青年委員会がエンジンとなってこれからの民主党、そして日本の政治、世界に貢献できる日本を、ともにつくっていこう」と力強く述べた。

あいさつに立つ津村啓介青年委員長

あいさつに立つ海江田代表

そして、海江田代表へ、「臨時大会の開催」、「自治体議員選挙における青年候補支援」、「米英中などの海外政党青年組織との交流事業の予算化」を明記した提言を手渡した。

全国大会終了後、青年委員会有志により札幌大通公園にて街頭演説会を開催し、ブロックごとにリレー演説で民主党の理念、政策等を訴えた。

2日間にわたる全国大会・研修会は、統一選全員当選のための結束力を深める意義深いものとなった。

 

全国大会参加者

札幌大通公園にて街頭演説会

街頭演説をする落合誠記壬生町議(右)、斉藤孝明県議(左)

記者会見を行う阻止する会役員

民意なきLRT導入を阻止する会(以下、阻止する会)(代表:上田憲一氏)は、7月10日栃木県庁内記者クラブにおいて記者会見し、阻止する会としてこれまでの活動の総括を行ったことを報告した。

上田代表は、昨年実施した住民投票条例制定に向けた署名活動を振り返り、多くの受任者、署名者の方々がご協力いただいたこと謝意を表した。しかし、その思いは届かず宇都宮市議会が条例制定を否決したことに改めて憤りを示し、悔しさを述べた。

また、総括のチラシを作成したことに触れ「このチラシを活用して、今後、より多くの宇都宮市民の皆様にLRTについて関心を持っていただき、阻止する会として活動を広げていきたい」とこれからも会の運動を継続して行っていくことを力強く語った。

「これまでの活動報告概要版チラシ」 クリックで拡大(PDFダウンロード)

(左から)田城郁県連副代表、福田昭夫県連代表、海江田万里代表、大畠章宏幹事長

民主党栃木県連の福田昭夫県連代表と田城郁同副代表は7月2日午前、党本部に海江田万里代表と大畠章宏幹事長を訪ね、栃木県連として「安倍内閣による憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認を断固許さない決議」を、1日に開いた栃木県連緊急幹事会で満場一致で採決した旨報告した。

福田県連代表は「今回の閣議決定は、戦後最大の暴挙だ」と安倍内閣を痛烈に批判した。
また、憲法解釈の変更については、「根拠がきわめて乏しく、さらに国民不在、国会軽視、さらには国務大臣等の憲法尊重擁護義務を定める憲法99条違反だ」と指摘。

民主党は党綱領で『専守防衛を原則とし国を守り、国際社会の平和と繁栄に貢献することを目指す』と定めている。

福田県連代表はこの綱領の視点から、「今回の憲法解釈の変更による集団的自衛権行使容認に反対し、挙党一致の行動を提起していただきたい」と海江田代表と大畠幹事長に要請した。

街頭演説に立った福田昭夫県連代表は「今回の閣議決定は、戦後最大の暴挙だ」と閣議決定を強行した安倍内閣を非難。「憲法解釈の変更は、根拠がきわめて乏しく、さらに国民不在、国会軽視、さらには国務大臣等の憲法尊重擁護義務を定める憲法99条違反だ」と強く批判した。
街頭演説に参加した県連役員も道行く人たちにチラシを配布し、国民無視を続ける安倍総理への抗議を訴えた。

その後、福田昭夫県連代表、田城郁副代表は民主党本部において海江田万里代表および大畠章宏幹事長へ、昨日栃木県連で採択した「憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認を断固許さない決議」を提出。
今回の閣議決定には多くの国民から反対の声が上がっており、そうした国民の声に真摯に応え、党綱領に示す専守防衛を踏まえた挙党一致の行動を提起するよう要請した。

街頭演説を行う県連役員

街頭演説を行う県連役員